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平成18年度 東三河こどもジャンボリー

|平成18年度|平成17年度

平成18年度 東三河こどもジャンボリー概要

平成17年度のこどもジャンボリーの概要はこちら

 平成17年に引き続き開催した「東三河こどもジャンボリー」は、18年は全く様相を変え、東三河地域に古くから伝わる伝統芸能を子どもたちに体験してもらい、郷土のすばらしさを知ってもらおうというものでした。もちろん、前回の“国際感覚の醸成”というポリシーは継承されており、外国人留学生やこの地域に多数居住しているブラジル人学校の生徒たちも参加して行いました。
 生まれて初めて歌舞伎を演じる午前中のワークショップでは、なかなか思うように声が出なかった子どもたちが、外国の子どもたちに引っ張られて、徐々に様になってきました。そして午後からの発表では、三味線を弾いたり見栄を切ったりと堂々と立ち回り、ワークショップの成果を発揮してくれました。
 また、公演を行ってくれた3団体の出演者もみな子どもであり、彼らは3ヶ月以上に渡ってこの日のために練習を積んできてくれました。その子たちにとっても、きれいな化粧をし、すてきな衣装をまとって立派な大道具と満員のお客さんに包まれた、まさに晴れ舞台でありました。
 今回参加した子どもたちが、東三河の同じ年頃の子どもたちがこうして頑張っている姿を目の前にして、きっと何かを感じてくれたと思います。これから、彼らがテレビや新聞で歌舞伎や文楽を目にしたとき、この日のことを思い出してくれたのなら、これ以上の喜びはありません。

目的

 当協議会では、愛知万博を契機に築いた広域での交流をさらに継続発展させるため、平成18年7月23日(日)  音羽町のウィンディアホールや赤坂の舞台で東三河地域の子どもたちの参加による体験型事業「東三河こどもジャンボリー」を開催しました。
 これは、この東三河地域に受け継がれている伝統芸能を体験したり鑑賞することにより、次代を担う子どもたちが郷土の良さを再発見し、関心を持つことで、郷土の理解や愛着を深めていくことを目的とするものです。

出演団体

吉田文楽保存会
田峯世観音奉納歌舞伎谷高座
新城歌舞伎保存会

司会進行

葛西聖司 氏(NHK エグゼグティブ・アナウンサー)
安田文吉 氏(南山大学教授)

内 容
 午 前 ワークショップ第1部

各団体の楽屋探検として、グループ毎に分かれての楽器演奏、台詞実演、人形操
作等を行いました。


吉田文楽 新城歌舞伎 新城歌舞伎
 昼食会    音羽米をふんだんに使用した地場地産料理を楽しみました。
 午 後   各団体の公演鑑賞
第一幕 “傾城阿波鳴門巡礼歌の段” 吉田文楽保存会
  第二幕 “寿浄瑠璃三番叟” 田峯世観音奉納歌舞伎谷高座
  第三幕 “白浪五人男” 新城歌舞伎保存会

ワークショップ第2部
実際に舞台に上がり、台詞実演等ワークショップ第1部の成果を発表しました。

吉田文楽 新城歌舞伎 田峯観音

クロージング
参加者から出演者に寄せ書きを贈呈しました。
参加者

合計 389人

<ワークショップから参加 173人>

(1) 東三河11市町村の子ども(公募による。小学校4年生〜中学生を対象) ・・・64人
(2) 東三河地域在住の外国人の子どもや留学生等 ・・・18人
  ブラジル人学校生徒等(14人)、AFS留学生(4人)
(留学生出身国 アメリカ、コスタリカ、オーストラリア、インドネシア)
 
(3) 公演団体の出演者(子ども中心)及びその裏方 ・・・91人

<鑑賞から参加 216人>

(4) 参加者や出演者の保護者等(公募等) ・・・157人
(5)  一般(公募) ・・・59人
その他スタッフ ・・・31人
  11市町村職員24人、通訳ボランティア6人、EAS職員1人  
イメージ
協力団体
後援:  愛知県、(財)愛知県国際交流協会

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